みなさんこんにちはあまなっとうです。
もう
限界です。
ストレス限界。
何が限界って、Dualsenseのドリフト現象。
PS5のコントローラーといい、Switchのコントローラーといい、なんで次世代機のコントローラーはあんなにすぐに不具合が起きるのか。
教えておじいさん状態。
それでもなんとかごまかしてたくさんのゲームをやってきました。←保証とっくに切れてるから修理が有料のため。
我が家にあるDualsenseは3台。
全部がドリフト現象起きるってマジなんなの。
買い替えようと思ったけど、どうせ保証ないなら一個くらい自分で解体して掃除して色々やってみるかということで、
今回はPS5コントローラーをド素人が分解清掃やっていきます。
もちろんYouTubeで色々見て参考にしたので、本当にド素人がやってドリフト現象が直るのかっていうところを記録していきます。
中にははんだを使って修理しているかたもいましたが、さすがにはんだは無理。そもそも持ってないし。
なので私は今回、はんだ無し、ドライバーとエアダスター、接点接着剤くらいで直るのかやっていきます。
【PS5コントローラーDualSense】ゲームがまともに遊べなくなった
ゲームなどでコントローラーを使用しているときに、コントローラーのスティックが自動的に移動したり、スティックが中央に戻らなかったり、スティックが入力されていない方向に自動的に移動したりする事をドリフト現象と言うらしく、まさに我が家のコントローラー、PS5のDuelsenceはその状態だった。
ちなみにこの現象は、スティックの動きに関する信号が正確でないために起こるらしく、コントローラーのスティックに含まれるポテンショメーターやジョイスティックのセンサーの問題、接触不良やスティック自体の摩耗による問題が原因となることがあるようだ。とはいえ、そんな専門的な事を工業課でもなんでもない私が詳しくわかるわけもなく、なんとかごまかしながらやってきたわけである。
ただしやはりゲームのプレイ中にこの現象が頻繁に起こるとめちゃくちゃイライラするし、ストレスたまりまくりなわけです。もちろん修理とか新しいコントローラーを買おうかすごく悩んだわけだけど。保証期間はとっくに過ぎているし、新品は高いし…なんとか今までごまかしながらやってきたわけです。
でも、先日シアトリズムファイナルファンタジーというリズムゲーを買った時限界を迎えました。
スティックが常に誤作動を起こしているからミス連発するんですよね。いくら私が下手くそとはいえ、押してないものを押していると判定されたらそりゃストレスたまる笑
で、極めつけは先日の事。
バイオ4が発売される前にバイオRE2を遊ぼうと思って起動したら、永遠ルーレットでゲームを始める事すらできませんでした。
こんなに目押しに必死になったのはいつぶりか。
さすがに限界を迎えました。
【PS5コントローラーDualSense】分解のためにYouTubeでお勉強
とはいえ、専門的な知識が全くない状態の私。
YouTubeでたくさんの人がドリフト現象を直している動画を片っ端から見ました。
こういう精密機械を分解&清掃したことは今までないわけではないし、仕事でもちょっとしたものは分解してなおしてはいるけれど、
自分のもので、万が一ぶっ壊してしまうと新品を買いに走らなければならないというリスクがあったのでかなり慎重に動画を見まくりました。
動画を見ていくと、コードを切ってしまったり、ツメを割ってしまったり失敗例もいくつか。
私も過去に別の機械で何度か失敗した経験があるので、気をつけなきゃならない箇所を念入りにチェック。
はんだを使って分解している人もいましたが、今回私が修理したい箇所はアナログスティックの左側部分のみなので、はんだ不要でできそうだったので思い切ってやってみました。
用意した道具は
- エアダスター➤掃除用
- 接点接着剤➤今回一番必要なもの
- ドライバー➤ねじはずすため
- へら➤分解に必要
- ピンセット➤先端が細い毛抜きのほうがよかったかも…
以上。
接点接着剤やエアダスターはAmazonで買えば簡単ですが、ホームセンターなどでも買うことが出来ます。
私はホームセンターのカー用品の売り場で接点接着剤を見つけました。
【PS5コントローラーDualSense】分解していく
まずはDualSenseのアナログスティック周りの黒いカバーをはずします
ここは手とへらがあればぺりぺりはがせます。
アナログスティックの上の方はちょっと固くてはずしにくいけど、無理は禁物です。
次にL1とR1をはずします。
ここで役に立ったのがキーキャップ用のオープナー。てこの原理で差し込んで動かすとぱこっとはずせます。
L1、R1がハマってたところと、黒カバーがついていたところにあるねじ、合計4個をドライバーではずします。
ねじを全部はずしたら、いよいよ白カバーをはずすわけですが
これが一番難しい!
複数のツメでしっかり組み合わさっているのをへらを使ってはずしていくわけですが
なかなかはずれないし、ツメが割れそうで怖くて力いっぱいはずすことも出来ない
それでもこれをはずさないと何もできないので丁寧にはずしていきましょう。
LRボタン付近は結構固いです。はずすときにパキッと嫌な音がして外れましたがツメは無事でした。
あと、ホームボタン付近にもツメ2つあるので見落とさないように気を付けてください。
次にバッテリーをはずしていきます
電源コネクタはコードを引っ張るとちぎれるので気をつけてください
バッテリーをはずしたら、ケースのところにあるねじをはずして、バッテリーケースをとりはずします
ケースをはずすときにフレキシブルシートを一つとる必要があります。
こちらも無理にひっぱると切れてしまう可能性があるので注意です。左右にゆすりながら上に引っ張ると取りやすかったです。
この部分のシートはぽろっととれてしまう可能性があるのでうっかり無くさないようにしましょう。
ケースをはずしたら残りのフレキシブルシートも慎重にはずしていきます。
やっと基盤をはずすことができました。
エアダスターでほこりや汚れをふきとばし、手垢などたまった汚れも清掃していきます。
さて、今回の目的であるアナログスティックの修理をします。
センサー部分に接点接着剤を少量だけ吹きかけていきます。
大量につけるとべたべたになってしまうので注意です。
接点接着剤をつけたあとはちょっと乾くまで待って、それから元通りに部品を取り付けていきます。
ここで焦りは禁物。
最後まで慎重に作業していきましょう。
なんとか無事に分解➤清掃➤修理➤元通りまで出来ました。
さて、結果は…?
【PS5コントローラーDualSense】自己責任の修理の結果は?
スティックの反応が表示されるシアトリズムで確認してみました。
今までは。アナログスティックを一度上に入力すると、その後ずっと上入力になったままだったのに
今回の分解修理でなんと上入力をした後の誤作動がなくなりました!
つまりドリフト現象がなくなったんです。
マジか、と。
思い切ってやってよかった。
これでディアブロもバイオもFFもストレスなく楽しめる!
でもあまりやりたくない作業ですね。神経使う…、、、、、
今回の作業の動画です。
今回はアナログスティックの左側のみだったため、最小限の分解で済み、はんだも不要だったため不器用で雑な私でも上手くいきましたが、分解の過程や修理箇所によって線を切ったりツメが割れたりしてしまった方もいるようです。
もし分解しようと思っている方は、専門的な知識をしっかり持った人がやっている動画をしっかり見てから作業することをオススメします。
もし、コントローラーが保証期間内の方は迷わずメーカーに修理を依頼することをオススメしますし、経済的に余裕のある方はこんなことしないで新品買うのが手っ取り早いし安心です。
精密機械の分解はリスクが大きいので、やる時は自己責任で分解するようにしてください。
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