みなさんお久しぶりです。
数か月ぶり?のブログ更新でしょうか
この空白期間の間に何をしていたかと言うと、ひたすらお絵描きしていました笑
というのも、タイトルにもあるようについに念願の大画面液タブを購入したからです。
購入に至るまでめちゃくちゃ悩みました。
XPPENにしようかHUIONにしようか、効果だけどやはりWACOMにしようか…
今回は私が大画面液晶ペンタブレット購入に至った経緯と、XP-PEN Artist24を実際に触ったレビューまで書いていきたいと思います。
あと、実はペンタブに合わせてあのクリエイターさんに人気のデバイスも購入したのでそちらもちらっとご紹介。このデバイスに関しては別記事でレビューする予定なのでもうしばらくお待ちください。
【XP-PEN液タブ 23.8型2K QHD Artist 24】買おうと思ったきっかけ
まず、私はこのArtist24を購入する前はGAOMONのPD156 PRO 15.6を使っていました。
過去のブログ記事はこちら
このGAOMONのタブレットはtypeCケーブル1本でタブレットを接続できるのがめちゃくちゃよかったんです。
使うときに取り出して使わないときは棚に片付けてということが出来たのでめちゃくちゃ便利でした。
ただ、ショートカットはどこに何を割り当てたか忘れてばかりでホイール以外は全く使いませんでした。
ペンも描きやすく不自由はなかったのですが、やはり私はピンチアウトを頻繁に使うのでiPad>ペンタプになってしまっていました。
iPadでこのまま描き続けてもよかったのですが、やはりソフト(アプリ)とPCでの機能差、あとは画面が小さい…(11インチを使っています)
描けないわけではないけれど不便に思う事も多々。
そこで遂にしびれを切らした私は思ったのです。
「でっかい画面の液タブで絵を描きたい」と。
【XP-PEN液タブ 23.8型2K QHD Artist 24】候補は3つ。悩むこと1か月。
まず、欲しい機能を洗い出してみました。
- 大きい画面
- ショートカットキーなし
- 2Kか4K
- タッチ操作あり
- スタンド付き
- 2in1ケーブル
1個目の大きい画面は先ほど書いた通りの理由です。GAOMONの15.6インチより大きくて、24インチくらいまであるといいなという感じでした。
2つ目、ショートカットキーですが、これは最初に述べたように別で片手デバイスを探そうと思っていたのと、ショートカットを割り当てても覚えられないし使いきれないから不要だなと私は思っていたので、単純に液晶画面のみの液タブがいいなと思ったわけです。
3つ目、どうせ大きい液タブを買うなら高画質な画面がいいなと思いました。以前にQHDのDELLのモニターを購入したのでQHDの液タブがあればいいなという感じでした。
4つ目はタッチ操作が出来たらピンチアウトで悩む必要もないなと思ったわけですが、これについては後程。
5つ目、スタンドはタブレットと別ではなく、タブレット本体についている物がいいなと思っていました。GAOMONのものは別なのでいちいちタブレットを取り出したらスタンドも取り出さなければなかったのでちょっと面倒でした。後々スタンドは使用せずそのまま机に直置きしたり、椅子に座りながら手に持って描いてました笑
6個目2in1ケーブル、ケーブルは少なければ少ない方がいいに決まっているので笑
これらが私が求めていた機能です。
ペンの描き心地とかはいくらレビューなどを見たところで結局買って実際に自分で触って見なければわからないだろうなと思っていたのでリストから除外しました。
それでたくさん検索して絞り込んだ3機種がこちら
XPPEN 液晶ペンタブレット Artist24 QHD
HUION Kamvas24Plus 23.8 QHD
WACOM CintiqPro24 23.6 4K
XPPENとHUIONは似たような価格帯に対し、WACOMは値上げもあって30万以上するので、まぁ、除外ですよね。なんせ趣味でイラスト描いたりblenderで遊んでいるだけなんで。30万は。無理…。
で、XPPENとHUIONの2機種で1か月ほどずっと悩んでました。
違いとか性能とかYouTubeのレビュー動画とかブログのレビュー動画とか見まくりました。
WACOMほどの値段とはいかないけど10万近くする買い物なのと、そんな頻繁に買い替える物でもないですからかなり慎重に選びました。あとはXPPENの新商品の発表がたまたま近日中にあるってことだったので、それが終わってから決めようと思っていたのでたっぷり時間をかけて選んだわけです。
【XP-PEN液タブ 23.8型2K QHD Artist 24】2機種にほぼ大差なし?
さて、なぜ1か月近く悩むことになったかと言うと、このXPPEN Artist24とHUION Kamvas24Plusに決め手となる差があまりなかったからなんですよね。
双方の公式からの情報をまとめるとこんな感じ
XPPEN | HUION | |
Artist24 | Kamvas24Plus | |
サイズ | 590×361×34mm | 604×358×21~28.3 |
作業エリア | 526.85×296.35mm | 526.85×296.35mm |
画面解像度 | 2560×1440 | 2560×1440 |
色域 | 90%NTSC,94%AdobeRGB,127%sRGB | 97%NTSC,140%sRGB |
スタイラスペン | バッテリーフリー | バッテリーフリー |
傾き検知 | 60° | 60° |
筆圧レベル | 8192 | 8192 |
読取解像度 | 5080LPI | 5080LPI |
接続ポート | USB-C×1、HDMI×1、DC-IN×1、 ヘッドフォン×1 | USB-C to USB-Cケーブル、3-in-1 Cable |
スタンド角度 | 16°~90° | 20°~80° |
輝度 | 250 cd/m2 | 220 cd/m2 |
接続方法 | HDMI+USB-Aもしくは USB-C to USB-Cケーブル | 3in1ケーブル(HDMIモード)もしくは USB-C-USB-Cケーブル(DPモード) |
その他 | アンチグレアフィルム, 1000:1コントラスト比、 お絵描きソフト付き | 視野角178°、1200:1のコントラスト比、アンチグレアガラス、フルラミネーション |
こうやって比較して見るとそこまで性能に差はなかったのわけで、最初にいいなと思ったのはHUIONの方で、購入条件の一つにもあった3in1ケーブル、140%sRBG、本体の電源ON/OFFやメニューのボタンが手探りしなくてもわかるようなディスプレイ、そしてなによりUSBAポートがあるのが魅力的だと思いました。USBAポートがあれば、マウスやキーボード、タブレットなどを繋ぐことができるのでKamvas24は結構いいなと思いました。
もちろんXPPENの方も魅力的なのは性能を見れば一目瞭然。
ということであとは実際に購入した人や使っている動画を見て判断するしかない。ということでAmazonレビューやYouTubeのレビュー動画などを片っ端から見まくりました。
【XP-PEN液タブ 23.8型2K QHD Artist 24】初XPPENの感想レビュー
結局決め手は価格でした。と言っても、セールで安くなったのがXPPENのArtist24が先だったというだけで、2023.6の段階ではどちらもセールで同じような価格。
もし自分の購入意欲がピークの時に同じ価格だったらHUIONの方を買っていたかも。
とはいえ、XPPENのArtist24は買ってよかったと言えるくらい満足しています。
画像や動画は何故かうまく取れていなかったので設置後とはなりますが、購入して、使ってから1か月半くらい経った後です。
正直言うと、イラスト製作がめちゃくちゃ楽しくなりました。
27インチのモニターの前に置いて使用しています。
ペンの遅延もなく描き心地も悪くないので作業がはかどっています。
GAOMONの時のペンは沈み込みもあって結構力入れて描いていたのか長時間描いていると指が疲れて痛くなったりしていたのですが、今回のArtist24はそんなことなく長時間作業できています。
ただ、モニターと液タブで色が違って見えたりして、液タブで描くのに集中しすぎて作業終盤にモニターで確認したら「あれっ?」となったり。かなり調整が難しい。というかよくわからない笑
スタンドでの操作も問題なく、むしろ快適。
ただ、やはりでかいので場所をとるのがこの大きさの液タブの難点でしょうか。
VESAマウントにも対応しているので、その内モニターアームに付けて移動できるようにしようかなと思ったり。でも液タブってモニターに付けても問題ないのかな?結構ガシガシ描くからモニターが振動しないか心配…
【XP-PEN液タブ 23.8型2K QHD Artist 24】総評
XP-PEN Artist 24の総評をしていきます。
GAOMONの液タブと比べてレビューしていくのであまり参考にならないかもしれませんが
【XP-PEN Artist 24のよかった点】
- 画面がでかくて描きやすい、作業しやすい
- サブモニターにしても十分な画質
- GAOMONの液タブPD156 PRO 15.6に比べると描きやすい
- GAOMONのペン先は消耗が早かったがそんなこともなく長持ちしてくれている
- 遅延もなし
【XP-PEN Artist 24のいまいちだった点】
- 自分の環境だと接続ケーブルが3本裏から出ることになった
- もう少し細かな設定ができるとよかった
- 重い
GAOMONと比べるとこんな感じで文句なしです。
Kamvas24Plusと比べると、やっぱりケーブルは3in1だったらよかったし、USBAポートは魅力的だったかなーと思います。
でも、まぁ3in1ケーブルもUSBAポートもなくても別に不便だと思わないので、ないならないで問題はないです。
Artist24もKamvas24も発売されてからだいぶ経っているのでそろそろ24インチあたりで新しいモデルが発売されるかもしれませんね。
もし、すぐにでも新しい液タブが欲しくて大きいサイズを探している方がいらっしゃればXP-PENのArtist24はおススメします。
公式で購入すれば保証期間も長いですし、条件さえ満たせばお試しで該当の機種を貸出してもらえるみたいなので、気になる方は公式サイトをご覧になってみてください
今回はXP-PENのArtist24のみの紹介でしたが、実は液晶タブレットと同時に購入したものがありまして、それがTourBoxEliteです。
たくさんのアーティストやクリエイターの方がレビューしているデバイスで、ずっと購入を迷っていたものですが思い切って購入したのですが、これが大正解でした。
次はTourBoxEliteのレビューをしていきたいと思います。
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